●大阪労災病院
072-252-3561
大阪府救急医療情報センター
(365日24時間)
06-6761-1199
●胃炎、胃十二指腸潰瘍、食道疾患など
●慢性肝炎、ウイルス肝炎(強力ミノファーゲンC点滴やインターフェロン治療支援も可能です。)
「胃や大腸内視鏡検査はしんどい!」と敬遠されがちですが、機器性能の向上や挿入法の進歩により随分楽に受けられるようなってきたのをご存じでしょうか?超高齢者や重篤な基礎疾患をお持ちの患者様ではあらかじめ通常観察での内視鏡検査をお願いすることがありますが、当院では患者様のご希望により
鎮静剤から覚醒するまで、検査終了後は当院でお休みいただきます。お休みいただく時間は30分から2時間と個人差があります。
覚醒後も一部の方でしばらくふらつくことがあります。このため、検査後は自転車、バイクや車の運転はできません。また、高齢者の方は、付き添いの方やご帰宅前にお迎えをお願いすることがあります。
鎮静剤の点滴刺激で1週間ぐらい(時に1カ月位)注射した跡が固くなったり、紫色になることがありますが、必ず元にもどりますのでご安下さい。
血圧計を腕に巻き、心電図モニターシールを胸に3か所貼って、呼吸モニターセンサーで指を挟むだけですが、血圧、呼吸と心電図モニターで鎮静時には患者様の様態を評価致します。鎮静剤の働きで一過性に血圧が低くなったり、呼吸が微弱になることがありますが、使用している鎮静剤の量は少ないので通常は特別な処置なしで対応できますのでご安心下さい。万一の急変時に備え、直に覚醒を促す拮抗薬や昇圧剤も用意していますが、これまで当院での使用経験がありません。
当院では、最新鋭の内視鏡を採用して、皆様のご来院をお待ちしております
話が少し難しくなりますが、内視鏡の観察光を赤血球中のヘモグロビンに吸収されやすい狭帯域化した光に切り替えることで、粘膜表層の毛細血管中粘膜微細模様が強調できることを応用した画期的な技術です。従来の内視鏡観察にNBI観察を加えることで、通常の内視鏡観察では見過ごしてしまい兼ねない平坦な異常部位も周辺との色調の差として捉えることができます。凹凸のある病変の場合でも、悪性度の高い部分とそうでない部分の区別が容易になるため診断精度の向上が図れます。
軽度の凹凸を認めるのみで、病変は明らかではありません。
逆流性食道炎による変化と考え見過ごされる可能性があります。
組織の精密検査は、食道癌でした。
肝臓:脂肪肝、肝炎、肝硬変、肝のう胞、肝門脈瘤、肝血管腫、肝臓がん
膵臓:膵炎、膵脂肪腫、膵臓がん
胆嚢:胆嚢炎、胆嚢腺筋症、胆嚢結石胆嚢ポリープ、胆嚢がん
腎臓:慢性腎不全、水腎症、腎血管脂肪腫、腎臓がん
脾臓:脾腫大、悪性リンパ腫
その他:リンパ節腫大(がん、悪性リンパ腫やサルコイドーシス)
腹水、腹部大動脈瘤、虫垂炎などのスクリーニングや経過観察を行っています。
腹部超音波検査は、随時実施致しております。症状のため、あるいは検診異常のために腹部超音波検査を当日ご希望される方は、少なくても4時間は食事や飲水をせずに来院下さい。
当院では、カラードップラー、パルスドップラーやクロスビームはもとより、超音波画像のノイズを画期的に抑えるSRI-HD ( Speckled Reduction Imaging in High Definition:SRI-HDはGEの商標です)を兼ね備えた超音波システムを完備しました。SRI-HDにより肝、胆、脾や腎などの実質臓器はもとより血管でも観察精度が向上します。更に、超音波検査器と画像ファイリングシステムを院内ランでリンクしました。これにより、従来のようにフイルムを使わずに、画像ファイルモニターを駆使して任意にコントラストや大きさを調節しながら、よりきめ細かい結果説明が可能になりました。